仮面ライダーカブト ハイパーフォーム
[ KABUTO HYPER FORM ]
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主役のライダーだけあって、強化形態はとてもゴージャスなものに。
ハイパーキャストオフといっても、更に何かを脱ぎ捨てるわけではなく、全身の造形がアリエナイ変形します。 響鬼のころもそうでしたが、東映側は引き算の強化形態を求めたがるそうです。 鎧をまとったり何かが大きくなったりという「足し算」の強化はありきたりである。 というのが毎年ヒーローを作っている側からするとあるのでしょう。 キャストオフという形態は、まさに「引き算」を具体化したパワーアップという点で、画期的であった訳です。 そんなチャレンジングなライダーだったので、強化形態もとても楽しみだったのですが・・・ 前年の装甲響鬼同様、子供ウケを考えてか、分かり易い「足し算」の強化に落ち着いたようです。 正解だと思います。 だってこれ以上脱いだらヤバイですからね♪
顔三面図。
下がノーマルライダーフォーム。上がハイパーフォーム。 角が大きくなって、色を変えただけです。 しかし、実に分かりやすく強化されています。(^-^) もともと巨大なホーンが特徴ではあったのですが、まさか更に大きくなるとは (^^) ヘラクス以上に角が場所を取っています。 ライダーマスクだけを造形しているシリーズがありますが、 これがラインナップに入るとコスト面でも、サイズ面でも色々と面倒そうですね。(^^; |
各部詳細。
胸・背中・肩。 それぞれ閉じている状態です。
腕と足をカブトと比較。
色の変わった箇所がよくわかります。 右足首は、新規造形になっていますね。 |
カブトのキックといえば、ライダーキックに代表される回し蹴りが印象的です。
しかし、実は画面を見る限り、カブトがよく使うのはケンカキックだったりします。 ようは前蹴りですね。 スーツアクター高岩さんのくせなのか、意図的に作っているのかは不明ですが、 たぶん戦闘スタイルのバランスを考えてやっているだと思います。
カブトの戦闘スタイルは、基本的に迎撃型なので、向かってくる敵を左右のフックやストレートでカウンターを狙っていきます。
前述の前蹴りは、ダメージを与えるのはもちろん、カウンターを狙えるミドルレンジの戦闘距離を維持するのに使われています。 悠然と立ちゆっくりエラそうに前進するという挑発的な態度も、カウンター使いには必要な要素ですね♪ |
ハイパーキャストオフ前後。
大きく印象違いますが、基本的にありがちな赤と銀の色の交換パターンです。 外装アーマーは、大きく変わっていますが、前腕と脛と右足のパーツ以外は、素体の部品は共通です。 ただ・・・ ハイパーフォームになって素体の欠点がもろに出るようになっちゃってますね。 肩の位置です。 元のカブトは、素体のボディの上と、肩の上の両方をアーマーが覆うような構造です。 アーマーを上に付けると丁度良い位置に、素体の肩の付け根が調整されています。 その素体をアーマーが肩の横に付く構造のハイパーにも使いまわしているので、もの凄いなで肩になってしまっています。(T-T) 正直、ちょっとバランス悪いです。 まぁ、装着変身の場合、素立ちだとカッコ悪いんだけど動かしていると気にならなくなるというのが当たり前なので、 これでも良いんですけどね(^^ゞ 基本的に、一番カッコ良いです♪ |
ハイパークロックアップ状態。
ハイパーキャストオフにより、ハイパーカブトに変身後、ハイパーゼクターの角を押し下げることで、更にハイパークロックアップ状態へと変形します。 装着変身では、差替え無しの可変ギミックにより、ハイパークロックアップを完全再現しています!♪ これは嬉しい。グッジョブ♪ (*^-^*)b |
ハイパークロックアップ時には、全身のアーマーが展開します。
中でも特筆すべきは手足のアーマーの展開でしょう。 昆虫の羽根を彷彿させるディテールの板が展開し、いかにも飛翔能力を得たかのような外観になります。 ヒーローっぽくないですが、個人的には気に入っています。(^-^)
ハイパークロックアップ状態各部詳細。
左: 胸のアーマーが左右に展開。 やや上方に斜めに展開しますので、Vの字型になります。ヒーローしてて良いです。 中央: 背中は甲虫の羽が展開するように開きます。 付け根はボールジョイントなので、若干ですが角度をつけることも可能です。 後ろに流せば腕に干渉しなくなるので、ポーズを付ける時にはありがたい工夫ですね♪ 右: 肩アーマーが上に展開します。 アーマーの内側のモールドは素体についています。 多少ごっつくなっても肩アーマーを二重化して展開できるようにした方が良かったかもしれません。
腕と足の昆虫の翅の展開です。
手足に軸可動の基部があり、アーマーが可動するようになっています。 ただ特にストッパーがあるわけではないので、右の写真のようにどこまでも広がります。 ほどほどのところで止めてあげる必要があります。 ちなみに収納形態では、アーマーの収納される側がカギ爪状になっており、 それが内部でひっかかって固定されるようになっています。 その為、パカパカ開いちゃうことはありません。 |
時を駆けるライダー♪
ハイパークロックアップ状態とノーマル状態の比較。
普通の感性だと、ノーマルの方がカッコ良いんだと思います。 私は展開している方が好きですけど (^^ゞ |
カブトがハイパーゼクターを使って「ハイパーキャストオフ」により変身するフォーム。
劇中での最強形態です。