〜昆虫の杜〜
ネプチューン S.H.F. 改造
[ NEPTUNE (S.H.FIGUARTS CUSTOM) ]

ネプチューン S.H.F.
目次






杜の設定

仮面ライダーネプチューン


仮面ライダーネプチューン。
ネプチューンオオカブトムシの化身である仮面ライダー。

杜の外からやってきた外国産カブトムシ五兄弟の次男である。



[性格]
冷静沈着な頭脳派ライダーで、几帳面な補佐官タイプ。

豊富な知識と幅広い視野を持ち、戦略的に優位に立つことに喜びを覚える。
自らが組織を率いてゆく自信も野望もあるが、長兄を立ててサポートに徹する義理堅い側面もある。

感情を表に出すタイプではないが、意外と根に持つタイプである。
兄弟からは、その優雅な立ち振る舞いと言動に尊敬を集める反面、 怒らせてはいけない存在として恐れられてもいる。



[能力]
「戦う前に勝つ」が信条なので、五分な条件下での格闘戦闘能力は不詳。
兄弟組手(orケンカ)ではわざと負けることも多く、 その実力は兄弟の中でも明らかにはなっていない。
本人が戦略家きどりなのが大きな原因であるが、単体の戦闘能力に価値を見出していないというのが真相だろう。

バトルスタイルは「負けないこと最優先」。
流れるような体術で敵を翻弄しつつ、地の利を確保し、心理トラップをしかけてゆく。
ねちっこい戦いかたである。
リスクを回避しようと考えすぎる余り、バトルは長期化する傾向が強いのが最大の難点。

戦略・戦術面まで含めれば最強と、ケタロスからは高く信頼されている。



[思想]
暴走気味のケタロス(兄)に、手を焼きつつ、そのカリスマ性には敬意とコンプレックスを抱いている。

兄弟を兄のもと束ねるのが自らの役割と心得ており、 兄の理想達成に必要な戦略を常に考える、自他共に認める調整役。
ゴーオンジャー的に言えば、オカン役。

弟達への愛情も深い反面、常に上を行こうと策を弄する器の小さい側面もある。
本人も、その点は自覚しており、自虐的になることもしばしば。




怒ると怖い

「ほぅ、私の分が残っていないのはそうゆう理由からでしたか。」

「い、いや、ちょっと待て。落ち着けっ、落ち着けっ」

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仮面ライダーネプチューンのデザイン



当サイトオリジナル仮面ライダー、ネプチューン。

劇場版カブトムシライダーズが、マスクとカラーリングのみの違いで大量生産されていましたので、 ついつい補強に走ってしまいました (^^ゞ

ネプチューンは、基本路線(?)を踏襲して、マスクとカブティックゼクターのみの改造です。

モチーフは、その名の通りネプチューンオオカブトムシです♪


顔面三面図。

今回の最大の(?)改造ポイントです。

Cアイのカラーを、コーカサスのブルーを使っています。
その為、角の一部にシルバーを入れたツートンカラーにして、バランスをとっています。



前、後ろ。

ベースカラーはネプチューンなので、海のブルーにしています。
当初、メタリックブルーのつもりでしたが、ガタックとの差別化を意識して、少し薄いブルーにしています。
でも、ドレイクの水色まではいかない。
そんなカラーリングにしています。

昆虫なので、浅い水辺のイメージですね♪
もっと濃いブルーにする路線もありましたが、Cアイがかなり深いブルーなので、 目を強調する意味でも周りは明るいカラーリングにまとめています。


頭部以外のボディについては、改造はありません。
色を塗っただけです。
カブティックゼクターは改造を施しています。

ネプチューンオオカブトムシは、ヘラクレスオオカブトムシと同じ分類(Dynastes)ですので、 ヘラクスゼクターをベースにしています。

胸(頭の上)の三本角が特徴ですので、それを再現しています。



そして、一応ゼクトクナイガンも専用のものを用意しています。

ブルーに塗っただけですけどね。




クナイモードもちゃんと塗っています♪

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改造



改造のベースは、 S.H.フィギュアーツのコーカサスです。

制作当時のコンセプトとしては、ヘラクスシステムからコーカサスシステムへの発展途中のミッシングリンクとして考えていました。

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マスクドフォームとライダーフォームを使い分ける第一世代マスクドライダーシステム。
その最高傑作で太陽の神とまで呼ばれるカブトシステムをベースに、第二世代のシステムの開発が開始された。

最初に開発されたのが、より強力な潜在能力を秘めるヘラクレスオオカブトムシ型ゼクターである。 これは後にプロトヘラクスと呼ばれる。
しかし、その高いポテンシャルにも関わらず、装着者の選り好みが激しく、またパワーが安定しないという問題を抱えるシステムであった。

この研究開発結果を受けたゼクトは、プロトヘラクスシステムをベースにパワーの安定を目的とした更なる改良型の開発に着手。 ネプチューンシステムを完成させた。
高次元で安定したパワーを発揮可能なネプチューンシステムにおいては、もはやマスクドフォームは不要であった。

ネプチューンシステムの成功を受けたゼクトは、ついに究極のパワーを自在に操ることのできる最強のマスクドライダーシステム、 コーカサスシステムの開発にゴーサインを出すこととなる。

尚、プロトヘラクスシステムはネプチューンシステムのフィードバックを得て、一応の完成をみるが 装着者の選別に難航し、お蔵入りしてしまう。
そこに目をつけたネオゼクトが奪取、奇跡的に適合したリーダーの織田の専用システムとして、 若干の改修を受けて活躍することとなる。
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こんな脳内妄想でした。




結局採用したのは、五人(匹?)兄弟の次男坊って設定なんですけどね♪

口元にマスクをしたり、長い一本角があったりと、ヘラクスベースの雰囲気を出しています。

一方で、コーカサスにも近づけるように、Cアイ(複眼)をブルーにしたり、 頭部の角の曲がり方を後ろ向きにしたりと、それっぽい意匠も取り込もうとしています。

カブトライダーの顔って、角(つの)でCアイをどのように隠すかで印象の大半を決めてしまうんですよね。
ヘラクスは、Cアイの上をハの時に角パーツが覆っています。
コーカサスは、角が丸みを帯びたラインで、Cアイの縁取りが曲線になっています。

ネプチューンは正統にカッコよく、Vの字形の角で直線的にCアイを切り取るアプローチを取ってみました。



これが開発初期のラフスケッチ。
自分の中でイメージを確認するのにスケッチを使いました。

そもそもネプチューンオオカブトは、
三本の角がある => 三又の槍みたい => 神話のネプチューンを想起
といったネーミングだと理解しています。

最初にネプチューンオオカブトをモチーフにすることを決めたので、 ならばと頭に三又の槍を付けてみたものです。

ヘラクレスオオカブトの仲間なので、デザインの方向性として最初からヘラクスを強く意識していました。
こちらが、紆余曲折経た後の最終決定スケッチ。 イメージが固まった段階でお絵かきは終了です。

上手に絵は描けませんし、どうせ作る過程で変わるので、清書なんてしません。(^^;

ゴホンズノモチーフのライダーを作ることも決めており、そっちがゴテゴテしそうな雰囲気でしたので、 ネプチューンはシンプルなデザインにすることにしていました。

この時点では、コーカサスへのミッシングリンクといった設定は考えていなかったので、 口元のマスクも付けていません。
路線が決まったら、さっそく製作開始。

ネプチューン = 海のイメージですから、目が青いコーカサスをベースにすることにしました。

コーカサスのマスクは、かなりベッタリと接着剤でマスクが貼り付けられています。
ただ、隙間にデザインナイフを入れていけば剥がすのは簡単です。

Cアイに傷をつけないように気をつけましょう♪
粘土で槍状のパーツを張り付けてみたところ。

デザインのポイントは、角を下に下げて、Cアイの大半をパーツで隠してしまうことです。
これで他のライダーと印象の違うライダーを作ることができます。
さらに調整を進めたところ。

ヘラクスとコーカサスをつなぐもの。
そんな設定を思いついたので、口元にヘラクス同様のマスクを付けています。

造形的には、この時点でほぼ決定。

額にOシグナルが無い等、もう少し仕上げに手は入っていますが、バランス的にも大きな変動はありません。
型取りして、レジン複製した後に、最後の難関。
カラーリングの決定工程に入りました。

まずは、左側から。
最初にメタリックブルー一色で塗ってみたところ。
眼の色が思ったより深かったので目立たないですね。

その為、もう少しシルバーを混ぜて明るめのブルーにして塗り直したのが右側です。
少しはましになりましたが、これでも気に入りませんでした。
結局、角パーツをすべて一色で塗り潰すというこれまでの伝統に逆らい、 目の上のパーツは明るめの色にするツートンカラー方式を採用しました。

まだこの時点では、全ての色にブルーを混ぜることにこだわりを持っていました。
最終的にはシルバー単色になりましたけど。

ちなみにボディはコーカサスから、肩アーマーはケタロスのものを使っています。

ボディは何度も塗り直しそうだったので、ちゃんとマスキングしています (^-^)
そしてカブティックゼクターの改造です。

ベースとしてヘラクスのそれを使っていますが、 色々を手を入れそうでしたので複製したものを加工対象としています。

複製時には角を外して別パーツにしてから作業に入っています。
引っ張ったら簡単に外れました。

三本角はパテ盛りで表現しています。
横から見ると、ヘラクスとの角の形状の違いが分かります。

ヘラクレスオオカブトムシは世界最長ですから、それよりは短いだろうということで、 先端部分を切り落としています。

もう少し細くしてもよかったかな?
まぁ、実物は物凄く小さいので、全く気にはなりませんが。(^^ゞ




こうして完成したのが、仮面ライダーネプチューンです♪
もちろん、手首は装着変身から持ってきています。
手の平やクナイガンの塗装もぬかりありません (^-^)v

カラーリングの変更だけですが、随分と印象が変わります。

それなりには面倒ですが、改造の部類からすると超簡単レベルの改造です。
劇場版カブトシリーズ。
オリジナルライダーを作成するには、もってこいの素材だと思います♪

是非、挑戦してみては如何でしょうか? (^-^)


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