グロリア王国では、治安が悪くなる辺境地帯への対応を迅速化する為に、精鋭部隊を迅速に移動する手段の開発に力を入れていた。
その一つが、専用ビークルのジップランダーである。
国王ライオーガ自らが、各地を飛び回り治安維持の先頭を切ると張り切っているのであった。
しかし・・・
その一つが、専用ビークルのジップランダーである。
国王ライオーガ自らが、各地を飛び回り治安維持の先頭を切ると張り切っているのであった。
しかし・・・
ライオーガ: |
ちっ、何だこのヘッポコマシンは!! |
レパーミント: |
王、ものは大切にお使い下さい。 |
ライオーガ: |
誰がこんなマシンを開発したんだ!? 乗れないマシンなんて意味無いぞ!! |
レパーミント: |
お言葉ですが、王の足が大き過ぎるのかと。 ちなみにマシンの開発担当は新人のジーダムが担当しております。 |
ジーダム: |
そうだよ。 |
ライオーガ: | おいおい、子供用のサイズに作ってどうするんだ? |
ジーダム: |
ふ〜ん、大人ってマシンにも乗れないんだ。 |
レパーミント: |
いえ子供用ではありません。 このように私でも搭乗可能な設計になっていることは確認しております。 |
ジーダム: |
ボクは後ろに乗るんだよ。 |
ライオーガ: |
・・・そうなのか。 しかし、レパーミントよ、 そのミサイル撃つと背中に当たるんじゃないか? |
レパーミント: |
ご安心ください。 ミサイル等に頼らずとも、私のバトルロットで十分敵を排除してご覧に入れます! |
ライオーガ: | ・・・ |
レパーミント: |
では、王はお乗りならないのですね。 ならば、僭越ながらこのジップランダーは私専用機とさせていただき、レパーミント号と名付けさせていただきます。 |
ライオーガ: |
う、うむ。 別に構わんが・・・ |
ビッグセロウ: |
おっ、レパーミント、 お前も王の為に戦うのだな。見事な心がけだ! |
ビッグセロウ: |
ではレパーミントっ! 王をお守りする為に出撃だ! |
レパーミント: |
はい、ビッグセロウ様! 王はこの身に代えてもお守りいたします!! |
ライオーガ: | お〜い、 俺をおいてどこに行くつもりだー?? |