2012年12月に発売になった『陸の好敵手ゴールダーデッキ』に含まれていたビーストです。
その名のとおりですねw

バトルロット合計は 29 と、ライオーガやウルフェンに続く、大将クラスのビーストです。
陸軍はホント人材に恵まれていますね。
最低の数字が [2] というのも意外と大きいと思っています。

ゴールダーの売りは、ダイスがバリアブルダイスになっている点です。
通常は、バランスタイプの目の構成なのですが、ダイスの目を変化させることで、フラットタイプやインパクトタイプへとダイスを切り替えることが可能です。
これは面白いですね。

実際には、エンブレムとその裏面の [9] は固定で、残りの 4面をルービックキューブのように回して目を変える仕組みです。
詳細は機会があれば検討してみたいですが、個人的には普段はインパクトタイプで、弱い相手には勝率を上げるべくフラットに近い形に調整するような使い方が好みです。

また特殊能力は、バーストコレクション vol.2 として同時にバーストモードが発売になっています。
さらにはキャンペーンで特殊能力付きの金のゴールダーカードも配られています。私はジャンプフェスタ2013 の体験会に参加してゲットしました。 上の画像がそうです。

その特殊能力ですが、結構面白いです。
対ライオーガのような能力なのですが、ライオーガバースト時の [1] を [0] に変えられるのかどうか解釈に迷いますね。
ライオーガが [1] を [エンブレム] として扱う能力なので、[エンブレム] とみなされた [1] は、ゴールダーの能力により [0] になるのが文言通りの解釈になりそうですが。
すると、[0] を [エンブレム] として扱うようなビーストが出てきた時にどうするのかという疑問が残ります。
無限ループに陥りそうな気がしますw

まぁ、そんなヨタ話は置いとくとしても、
派手にバトルロットの勝率を引き上げることはできませんが、対雑魚戦闘での安定感という意味で頼もしい能力です。 ビーストサーガの場合、[エンブレム] があるので勝率 100% というのはあり得なかったわけですが、ゴールダーの能力はそれを可能にしますからね。
もっとも雑魚退治に特殊能力を使うのはもったいないという話はありますけど (^^;

なんにせよ、ウルフェンよりは遥かに使える陸のナンバー２の登場で、陸軍一人勝ち状態は確実ですね。

ゴールダー。

名前の由来は不明ですが、ビーストフォーマーにもゴールダーなるトラがいるそうなので、それ由来でしょう。

序盤のライオーガのライバルで、まさに好敵手といったポジショニングのキャラでした。
あっけなく他界してしまうのですが、何となく再登場しそうな予感もあります。

そんな重要キャラですから、ビーストのフィギュアはシリーズ展開当初から参考展示されていました。
正直、微妙な造形だと思っていたのですが、実物は予想を上回る精悍さがあり、悪くないです。

以上、ゴールダーでした♪

性質的にはライオーガに非常に良く似ています。
ちゃんと検証していないのでまだ体感レベルの感想ですが、 最低の数字が [2] な分、ライオーガよりも強いかもしれません。
バリアブルダイスのメリットは、まだそれほど強く感じませんね。
戦法が固まってくると、メリットでそうな期待はありますけど。

ネイビーブルーにイエローのカラーリングや、左右非対称なデザインも素敵で、フィギュアとしての評価も悪くありません。
ただ、顔の造形がちょっとしょぼいので、個人的にはフルマークはあげられませんね。

最初のスターターとしては決してお薦めできませんが、 ビーストサーガの世界の面白さを広げるという点で、バリアブルダイスの存在価値は大きいです。
その意味で、お薦めできますね。