俊敏戦士 ヒュドラ [ HUDRA ]
説明
劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場したヒュドラです。

映画では、カミーラ、ダーラムと組んで悪の巨人としてティガと戦いました。
3000万年前は、ティガに闇の力を(光に変換して)吸収され、パワーアップしたティガに封印されてしまいました。
そして 3000万年後、再びティガ(トルネード)と対峙したヒュドラは、得意の異次元バトルで有利に戦いを進めますが、、、
再びとどめに必殺のエネルギー光弾「ヒューガスト」を放ってしまいます。
まぁ当然のごとく吸収されてティガはティガブラストへと進化、
ヒュドラはティガブラストのランバルト光弾を受けて爆散して果てます。

・・・

アホですな。
100歩譲ってダーラムはまだ仕方ない。3000万年前のことだし忘れちゃっててもね (^^;
ただ、目の前でダーラムが過去と同じ過ちを繰り返し敗北するのを見ているのです。
やっちゃいけないことくらい分かれよと言いたい。

しかし、3000万年前は封印しかできなかった敵を、ティガはあっけなくトドメを刺しましたね。
ヒュドラ達の無敵パワーが消えていたのか?
ティガが強くなっているのか?
はたまた、昔のティガは過去の友情にこだわりとどめを刺せなかったのか。
映画を見ただけじゃ良く分かりませんでした。
スカイタイプの俊敏さを提供する素となったヒュドラ。
ついた称号は俊敏戦士w
なんて安直な (^^;;;;

名前のごとく蛇をモチーフにしたデザインです。

正直、デザイン的にはイマイチ。
俊敏戦士らしく余計な装飾はないので、古代の巨人戦士らしいスタイルではあります。
でも、他の巨人との整合性とかもあまりないですし。
悪役らしくはありますけど、ちょっと浮いちゃっている気がします。

まぁ闇の力で、形状が変化していると捉えるのが自然なんでしょうね。
蛇神と契約して、、、みたいな脳内設定で補完していますw
特徴は、右腕の武器ドラフォークです。

実はこの武器、突き刺すのではなく二股に展開して、挟み込んだり、間から光弾を放ったりするようです。
ヒュドラの戦い方なんて意識して見た事なかったので、改めて見返した時には驚きでしたw

更には、不思議空間ルマージョンを作りだし、そこに誘い込んでの戦いを有利に進めたりもします。
冷酷で狡猾な戦士とのことですから、そういうところも抜け目ないんでしょうね。
その割には、最後はアホだよなぁ・・・ (^^;
改造
ソフビを、ティガスカイタイプに被せたなんちゃって改造品です。
まぁ、ヒュドラだし、あんまり愛着も無いというのと、ここに力入れて商品が万一発売されたらダメージくらうので、 手を抜けるところは手を抜いています。
基本、キャラは顔と胸で決まるので、そこには力を入れて、それ以外は手を抜く方向で。

素となるソフビは定番サイズのウルトラヒーロー(?)ソフビです。
中古品で、どこかのお子様が遊ばれたもののお古です。
ただマスク部分は塗装ハゲ等も少なく、美品の部類に入る中古ソフビでした。

なので、出自は分かりませんが、
超古代戦士セットのセット品か、EX ナンバーの単品売りの商品だと思われます。
まず改造前に素体の改修。
もうこの頃のULTRA-ACT は漏れなくO脚ですからね (T-T)

この子は左足の膝関節パーツが大きく歪んでいました。
写真だとちょっと分かりづらいですが、お湯につけて関節パーツを外すと一目瞭然でしたね。

歪みを正すのは容易ではないので、
足りない部分をパテ盛りして、出っ張っている部分は削って、まっすぐの関節に戻しています。

写真は作業途中のもの。
実際には、この後、数度の調整入れています。
要は膝関節から下がまっすぐになればよいので、大雑把な作業で速度優先で進めています。
そして、腕。

武器のドラフォークは、ソフビから切り取ったら、そのまま使えました。
腕と一体化していたので、突起部分はプラ棒なりで作り直すつもりでしたが、 意外と見れるのでこのままに♪
ヒュドラの上半身には、有機的な模様が浮き出ています。

基本、腕回りは手を抜くつもりですが、それはパテ盛りで再現する方向で。

まぁ、雰囲気が出れば良いので、模様の再現性にはこだわらずにw
反対側もちゃちゃっとw

アップで見ると、それなりに汚いです (^^ゞ

スカイタイプもヒュドラも、パープルとシルバーという配色は同じですが、 カラーパターンは大きく異なります。
でも、塗装は面倒なので、カラーパターンの再現は放棄します。
手を抜くところは抜かないと (^-^)v
胸と腹の模様の再現。
こちらは、キャラクター表現に関わるところなので、ちょっと力を入れます。

まず、ティガのプロテクターを取り外します。

これ、可動式で可動範囲の確保に有効なはずなのですが、今買うとまず100%塗料が癒着して動かないです。(^^;
温めて、引っ張ってあげれば動くようにはなりますが、塗装はハゲます (^^;;;
話ずれました。

まぁ元の商品がそうなので、ヒュドラのアーマーも可動式にすることに。
なので、接着力の弱い石粉粘土でアーマー部分は作ります。
素体に粘土を盛って、形作って、乾いたら取り外すだけ。
素体の前後には穴が空いていますので、 そこにひっかかるような突起を粘土のアーマーにも作ります。
そして上から被せるだけ。
粘土の弾力だけでひっかかっています。
そして腹部パーツは、カラーパターンの再現もしてあげます。

既存のラインで使えないところはパテで埋めて、
新しいラインをナイフで彫ります。

写真は裏側です。
そしてこちらが表側。

腹にもモールドがあるので、パテ盛りで再現します。
頭部は、マスク部分が軟質パーツで接着されていますので、 ヘラを差し込んでグイグイやって剥がします。

そこにソフビのマスクを被せるだけです。
ソフビマスクの中には粘土を詰めておきます。
被せて乾くのを待つだけ
粘土そのものの接着力は大したことありませんが、 ピッチピチに詰まっていれば、張力で固定されますので。
加工は以上です。

後は、塗装するだけ。

といっても、パテ盛りしたところと、腹部パーツのカラーパターン再現のところだけです。

腰から下は一切、無加工♪
できたら組み立てます。

肩アーマーの可動範囲の確認です。

これは内側に寄せたところ。
肩の可動域を狭めることなく、真上に手が上がります。
これは、肩アーマーを広げたところ。

実際のソフビと同じような肩幅の表現ができたかと。
背中から。

左側が外に広げたところで、右は内に寄せたところです。
本当に数度の可動域ですけど (^^ゞ
ギミック入りを作るのは楽しいのです♪
以上で、ソフビ改造ヒュドラのできあがりです♪

下半身そのままとか、思いっきり手抜いてますけどね (^^ゞ

でも、同じ超古代の巨人なんだし、あまり模様の方向性が違いすぎても不自然なのではないかと。
同系の戦士なら、似たようなラインになって欲しいというのもありますので、個人的にはこれで完成系だったりします。

可動式ドラフォークとか、悪トラマンらしく尖ったつま先とか、要改修希望ポイントが無いわけでは無いのですが・・・
まぁヒュドラに時間かけるくらいなら、他のキャラに手をかけたいかな (^^ゞ
挨拶
ヒュドラ: 「ひょっひょっひょっ、俺はヒュドラ。
 闇の巨人随一をスピードを誇る、俊敏戦士だ。

 スピードを活かした変幻自在の戦いには、ついて来れる奴なんていやしねぇ。
 あ〜、今夜も負け犬の悲鳴がききたいぜ♪」
ヒュドラ: 「そして、この右腕にあるのが必殺武器のドラフォーク。
 光弾も放てて、遠近どの間合いでも使えるすぐれものだぜぇ。」
ダーク: 「おい、ヒュドラさんよ。
 それは二股に分かれるんじゃなかったのか?
 ほら、動かしてみろよ。
 おや〜、くっついたままなのかい?
 どうしたのかな〜?」
ヒュドラ: 「てめぇ、ダーク!!
 どてっ腹に風穴あけてやるぜ、キョキョー!!」
ダーク: 「おっと、ルマージョンに連れ込まれちゃ適わないからな♪」
ヒュドラ: 「けっ、この俺から逃げられると思っているのかぁ!!」
ダーク: 「逃げられるんだなぁ、これが。」
ダーク: 「カミーラ♪
 ヒュドラがまた暴力ふるうんだよ」
カミーラ: 「ちょっと、ヒュドラ!!
 あたしのダークにちょっかい出すんじゃないよ!!」
ヒュドラ: 「くっー!!
 このスケコマシがぁ!
 覚えとけよぉ〜」


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